東商経営アカデミー・特別編「東国原英夫宮崎県知事特別講演」に参加
商工会議所女性会連合会・宮崎全国大会(10月15~16日)の思い出も新たな10月30日、東商ビルにて東商経営アカデミー・特別編が開催され、東国原宮崎県知事の特別講演に、東商女性会からも多数の会員が参加しました。
はじめに東国原知事は、宮崎県を急襲した口蹄疫被害との苦しい戦いと、その際に全国から寄せられた温かな励ましについてふれられ、商工会議所女性会連合会・宮崎全国大会に、多くの女性会員が訪れ、産物の買い物を楽しんだ事も「宮崎が立ち上がる明るいきっかけとなった」と感謝の言葉を述べられました。
そして、どんな苦境にあっても「ピンチをチャンスに」という思いで対策に奔走した日々を振り返られ、「今後の日本におけるより良い危機管理のありかたに」とプラスの発想で県民と共に努力されたことを語られました。
また、家に初めてテレビが来た時「(こんな風に)人を幸せにする仕事をしたい」というご自分の気持ちに気づかれ、お笑い芸人や政治家になることを夢見たという幼少のころのエピソードを紹介されました。上京後の芸人時代の経験から、宮崎県知事選挙戦までの道のりと、知事就任後の公務についても軽妙洒脱に話され、会場にはたびたび笑いの渦が巻き起こりました。
質問コーナーでは、東商女性会吉川稲美会長から、宮崎訪問の際に感じたホスピタリティへのお礼が述べられ、質問にも丁寧に答えられた東国原知事は、「こんな雨の日に集まって下さった皆さんが、ここに来られた時より少しでも楽しいお気持ちで帰路に着かれるなら幸せ」と結ばれ、「これからも、お笑い芸人であった事に誇りを持ち、それを特長として生かしてやって行こう」との知事の決意に大きな拍手が応えて、終了となりました。
講演会終了後、毎日1万人が書き込む東国原知事のツイッターに投稿された当講演会来場者による感想に、数日後には知事からの返礼が書かれていました。
(記: 田中 L.洋子)