日本商工会議所第110回通常会員総会・会員大会に参加
平成21年9月17日(木)グランドプリンスホテル赤坂 五色2階「五色の間」にて、日本商工会議所通常会員総会と会員大会が行われ、1500名近いご出席者の中、東商女性会からも60名が参加いたしました。
午前9時からの会員総会では、全国からお集まりの商工会議所の皆様を前に、日本商工会議所の岡村正会頭より、「世界的に厳しい経済状況にある中で、地域経済の活性化をはかる為には、全国の商工会議所が一丸となって中小企業や地域の声をアピールしてゆくことが重要。」との挨拶があり、さらに「自社の持てる力を再確認して特質を見極め、『「個」の光るイノベーション』を実現しようではありませんか。」と語られました。
各界ご来賓からも、「日本の企業の大半を占める中小企業が、世界に誇れる実力を、しっかりと表明してゆきましょう。」というメッセージをいただき、その後それぞれに努力を重ねて成果を出された商工会議所の表彰が行われました。
神戸商工会議所 水越会頭よりは、景気回復に向けて「財政出動」を引き続き行うことの重要性や、産業の国際競争力の維持、また実体経済の情勢に応じて、優先順位をつけた機動的な政策対応などを行っていくことなど、日本全体が元気を出していくための方策についての発表がありました。また、気仙沼商工会議所 春日会頭よりは、地域における第一次産業の現状や今後の在り方、中心市街地の再生の必要性、また、新政権に対しては、地方に住む国民の目線での政策展開を行うことを求めるなど、地域の視点でさまざま角度からの発表が続きました。
総会に続く会員大会では、日本商工会議所 会員大会決議「新内閣に期待する(案)」が 審議され満場一致で承認されました。各政党からご来臨の代表者より生の声も伺い、意義深くも活気に満ちたものとなりました。
正午~13時迄の懇親パーティでは、各地からおみえの商工会議所役員・会員・青年部・女性会会員方と語らう中、国会議員各位のご来場も次々とアナウンスされ、会場のあちらこちらで質疑応答が聞かれるなど、充実した交流のひとときとなりました。
(記:田中 L. 洋子)