○日時 2024年11月26日(火)8時~18時
○会場 埼玉県深谷市 渋沢栄一翁の生家、渋沢栄一記念館
○参加者23名
11月26日、交流委員会主催 埼玉県深谷「渋沢栄一翁の生家を訪ねる!視察会」が催行されました。朝、東京駅近くの駐車場に集合し、黄色いハトバスに乗って出発しました。
旧渋沢邸「中の家」(なかんち)
渋沢栄一翁は、今、中の家のある場所で、生まれてから23歳まで過ごしました。しかし、当時の家屋は焼失し、現在の中の家は、栄一翁の妹が再建したものです。
【アンドロイドシアター】
まず、80代白髪の栄一翁のアンドロイドが語り、映像が投影されるシアターに入りました。少年期、論語を学んだこと、家業の藍玉製造を手伝い、すでに商才を発揮したこと、青年期、仲間と倒幕の密談を重ねていたが、いとこの説得により思いとどまったこと、その後、強運が重なり、ヨーロッパに1年半、留学をする機会を得て、進んだ社会制度、思想、文化を目の当たりにし、それが日本の改革に取り組む原動力となったこと、などを学びました。
【家屋と展示物の閲覧】
その後、 家屋と展示物の閲覧をしました。
キューピー深谷テラス(昼食)
バスで、おしゃれなキューピー深谷テラスへ移動し、健康的な野菜中心のビュッフェを味わいました。
渋沢栄一記念館
【アンドロイドによる基調講演「道徳経済合一説」】
渋沢栄一記念館では、栄一翁が84歳の時に行った基調講演「道徳経済合一説」をアンドロイドが再現するのを拝聴しました。栄一翁の講演をまとめた書籍「論語と算盤」にも書かれている考え方「道義を伴った利益を追求しなさい」が、現代に通じ、まさに今、必要とされているということを再認識いたしました。
基調講演「道徳経済合一説」のアンドロイドによる再現
【栄一翁の等身大パネル】
- 世界を飛び歩いた栄一翁は、東商女性会畠山会長より背が低く、小柄(身長約150㎝)だったことを知りました。
【栄一翁の像】
- 栄一翁の像は記念館の正面ではなく裏手にあります。
- 裏手には、当時と同じような田園風景が広がり、栄一翁の像が、それを毎日眺めています。
- 栄一翁の像の前で記念撮影をしました。
帰路のバスの中では、マイクを回して自己紹介を行い、懇親を深めました。畠山会長には自己紹介のトリとして歌をご披露頂きました。たいへん盛り上がりました。
熟練の添乗員さん、バスガイドさんのおかげもあり、無事に研修を行うことができました。
(記:交流委員会)