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活動報告

研修委員会主催事業
国際女性デー記念事業

日時:2024年3月22日(金)講演会:16:30~17:20 懇親会:17:30~18:30
会場:銀座ユニーク5丁目店
出席者:34名

研修委員会主催の国際女性デーイベントを3月22日(月) 銀座ユニーク5丁目店で行いました。「女性のリーダーシップと経済的平等」の講演タイトルで、日本商工会議所青年部会長の木村麻子氏にご講演いただきました。

日本商工会議所青年部(日本YEG)の41年の歴史上、初の女性会長で、会議に行くと男性ばかり。会議では、ダイバーシティは既に進んでいる等の議論が出ることも多く、そのたびに挙手をしては、まだまだ進んでいないと伝えていたそうです。

木村氏は、令和5年度のスローガンとして「Challenge Everything~持続可能で心豊かな未来への貢献~」を掲げて活動をしてきました。誰もが笑顔で輝ける幸福感溢れる共生社会の実現を目指しました。

木村麻子氏

日本の女性活躍が進まない理由として、アンコンシャスバイアスがあるとのことで、例えば以下の点を指摘されました。

  • ①「女性優遇ではないか」と言われることがありますが、実際は「日本は男性優遇社会」である。
  • ➁「ジェンダーフリー、ジェンダーレス」と言われますが、それは差別のない世界のことで、女性活躍推進とは意味が異なる。
  • ③「ダイバーシティ」と企業は言うけれど実際には進んでいない。

また、女性活躍推進の実現には「男女共同参画が重要」とのことで、木村氏が日本YEGの会長になった時に調べたところ、これまで日本YEGが40年間やってきたのは女性への「支援」であり、そこから自ら「実施」しないといけないと気づいたそうです。まず、執行委員の女性を6名に増やしました。また、9委員会のうち3委員会に女性委員長を配属し、委員長の女性比率を30%にしました。

木村氏は会長として1年間活動してきて、変わったという実感があるそうです。そこから、「諦めずにやり続けるのが重要」と感じています。

大事なのは、①チームが共通認識を持って活動する、➁『男女関係ない』という表現に気をつける、③女性活躍推進は、社会問題解決でもあるが『最強の成長戦略』であると捉えているとのことです。

参加者への最後のメッセージとして、「いつか自然に変わるのではなく『変えるから変わる』」と力強く伝えられました。

女性がさらに活躍できるよう、我々も行動していこうと感じる講演でした。

集合写真
畠山会長

講演の後には懇親会が行われました。春らしい華やかな彩のお弁当とあんみつを楽しみながら各テーブルからは明るい笑い声が響いていました。今回は食べ終わったお弁当箱を小さくたたみ、ゴミを減量することでSDGSへの貢献にも取り組みました。

大きな段ボールにいっぱいに届いたお弁当箱を最後には30Lのポリ袋3つに収めることが出来、ささやかながらCo2の削減に寄与するとともに更なる意識向上にも繋がったと感じます。また、本事業では今後の女性会の活動をリスト化したものを配布し事業への活発な参加を促すと同時に、今回の事業の感想や今後の活動に関する意見を取り入れるアンケートも行いました。

今回の事業においては会員の方々へ広く運営へのご協力を呼び掛け多くの方に積極的にご協力頂くことが出来ました。今後も会員の皆様と共に事業のスムーズな運営に努めて参りたいと思います。

お弁当箱

(研修委員会)