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活動報告

イノベーション推進委員会主催事業
日本科学未来館での講演と視察及び意見交換会

日時:2022年8月29日(月)15:00~18:30
第1部 講演会および視察
第2部 意見交換会及び懇親
会場:日本科学未来館「木星」他
出席者:24名

《第1部 講演会および視察》

女性会イノベーション推進委員会の事業として、日本科学未来館において浅川智恵子館長より講演をいただくとともに、「きみとロボット展」等の視察を通し、生活に密着した様々な科学イノベーションについて学びました。 

講演者ご紹介

浅川智恵子博士は2021年4月毛利衛氏に次ぎ二代目の日本科学未来館館長に就任。IBMの最高技術者であるフェローとして視覚障碍者支援プログラムやアクセシビリティの研究実績をお持ちです。2013年には紫綬褒章を受章されました。
全盲の女性科学者として世界的にも注目され、その活動と実績には大きな期待と評価が寄せられています。

講演内容について

浅川館長の講演は、難しい科学の話ではなく、私たちの生活に身近な話でした。興味深く、そして未来に向かって勇気づけられるものでした。社会実装の壁を越えて、インクルーシブな未来社会の実現に向けて、常に研究・努力をおしまない姿勢にとても勇気と感動をいただきました。会員の皆様方も素晴らしい体験ができました。

その他

質疑応答では、3名の方から感想及び質問がありました。
最後に浅川館長、伊藤副館長、屠経営戦略室室長と共に参加者の集合写真を撮影しました。
写真撮影後は浅川館長との名刺交換や懇談なども活発に行われ、その後視察会場へと移動しました。

講演会の様子
集合写真

特別展「きみとロボット展」及び常設展示の視察

特別展は130体のロボットが一同に集められた国内でも最大規模の展示でした。介護系、工業系、癒し系の多様な分野のロボットを見学、体験することができ、AIの進歩を実感しました。
また、常設展では宇宙飛行士の居住空間のモジュール、カミオカンデの模型、微生物の研究などの展示を視察。日本科学未来館の象徴的な展示である巨大な地球儀の前で写真撮影する姿も見られました。

特別展「きみとロボット展」ポスター
展示内容

《第2部 意見交換会及び懇親》

フォーシーズの干田氏より料理の紹介をいただき、和食、洋食からそれぞれ好きなメニューを選び各テーブルのメンバーと懇親を深めながら会食を行いました。

感想

当事業に於いては特別展の展示が8月31日までだったことから、開催時期を繰り上げて行いました。
また、当初はAIスーツケースの開発に携わった副館長の講演が予定されておりましたが、関係者の尽力により実施10日ほど前に浅川館長に講演頂けることが決定しました。
海外出張直前の多忙な時期にも関わらず、浅川館長は当会の特性を踏まえたきめ細かな資料を作成下さっており参加者一同大いに感銘を受けました。
久しぶりの視察を兼ねた会員同士のコミュニケーションの機会を、お台場という少し非日常の空間で楽しむことができました。