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活動報告

全国商工会議所 観光振興大会2022 in えひめ松山
地域の宝 磨いて興そう 観光聖地

全体会議会場 県民文化会館前にて

観光振興大会2022 in えひめ松山

○2022年6月1日(水)~3日(金)/愛媛県松山市
○参加者 15名
6月1日~3日、愛媛県松山市において、松山商工会議所創立140周年の記念年に、全国商工会議所 観光振興大会2022 in えひめ松山“地域の宝 磨いて興そう 観光聖地”(日本商工会議所・松山商工会議所主催、愛媛県商工会議所連合会共済)が開催され、全国約147の商工会議所から役職員約981名が参集、2年半ぶりの松山市での開催に東商女性会から15名が参加致しました。

分科会

1日は県民分科会館(分科会1~3)と坊っちゃんスタジアム(屋外/分科会4)にて、大会コンセプトである“地域の宝 磨いて興そう 観光聖地”をベースに4つの分科会がスタートしました。各会場ではパネリストが登壇、松山の資源の磨き方や具体的な観光誘致に向けて意見交換が交わされました。
また、分科会会場で、徳島商工会議所の寺内カツコ会頭と中村秀美副会頭(両氏共、女性会元会長/2019年2月、交流・観光委員会主催、徳島商工会議所女性会とのオンライン交流会事業実施)でお目にかかることが出来てお話しが弾み、その場は花が咲いたように笑顔になりました。

国重要文化財 萬翠荘前
愛松亭前

東商女性会企画 国重要文化財見学

女性会(交流・観光委員会)企画として、国重要文化財“萬翠荘”と敷地内の“愛松亭”を訪問しました。
萬翠荘は1922年、第15代松山藩主にあたる久松定謨伯爵が別邸として建築させた洋館です。当時の様子を残す貴重な建築物として1985年に愛媛県指定有形文化財に、2011年に萬翠荘本館と管理人舎の2棟が国重要文化財に指定されています。
また夏目漱石の最初の下宿跡地にある“愛松亭”は漱石珈琲館として再びこのゆかりの地にオープンしました。緑に囲まれた趣のある佇まいの中、文豪の歴史に思いを馳せながら、マドンナ珈琲や坊っちゃんだんご等をいただき寛ぎの時間を過ごしました。

全体交流会 三村会頭(=写真中央)と
全体交流会 三村会頭(=写真中央)と

全体交流会

晴天に恵まれた全体交流会は松山城を望む城山公園(屋外)で開催されました。
交流会のコンセプトは“ガストロノミー”です。その土地に根差す食材や食文化を味わうもので、全員に配られたお弁当には地元の食材を使った伝統的な料理が色とりどりに詰まっていました。
自然に囲まれ山のいただきの松山城を眺めながらの交流会は、屋外(コロナ下での感染防止対策含めて)ならではのもので、貴重なガストロノミーツーリズムを体験出来ました。

看板
全体会議

全体会議

翌2日は全体会議が県民文化会館で開催され、冒頭に今年100周年を迎える日本商工会議所 三村明夫会頭の開会挨拶がありました。
基調講演には“俳句のみやこ松山”を代表する、俳句集団「いつき組」組長 夏井いつき氏が登壇され、「人・街・未来をつくる、たとえば俳句。」と題して、数多くある観光資源から、たとえば俳句で考えるテンポのよい講和に聞き入りました。
そして、パネルディスカッションと続き、えひめ松山アピールが採択後、最後に次回開催地、水戸大会の紹介がされ閉会となりました。

渋沢栄一翁 直筆の書 (道後温泉ふなや 展示)
エクスカーション 石田専務(=右から4人目)と
分科会 徳島商工会議所会頭・副会頭(写真右から4人目・5人目)
松山城
道後温泉本館
道後温泉別館 飛鳥乃湯泉

エクスカーション

午後からは参加者が希望するコースに分かれて、愛媛県の魅力や観光聖地を堪能するエクスカーションへと向かいました。

【所感:観光聖地での再会】 

昨年2月に「徳島商工会議所女性会とのオンライン交流会」(交流・観光委員会主催事業)を実施した際、「次は対面で会えるといいですね」と話していたことが、観光聖地・松山で叶いました。オンライン交流から一年越しでの思いがけない再会に嬉しさも一入でした。

(記:交流・観光委員会)