1. ホーム
  2. 令和3年度 活動報告
  3. 交流・観光委員会 ”プラスαの人的・知的交流” ICT活用推進の取り組みオンラインで経営者の学び・『専門家解説』№16~№17&オンライン会議に関する様々な新会議室を体験3

活動報告

交流・観光委員会 ”プラスαの人的・知的交流” ICT活用推進の取り組み
オンラインで経営者の学び・『専門家解説』№16~№17&
オンライン会議に関する様々な新会議室を体験3

オンライン会議室での会議の様子
新しいオンライン会議室での会議の様子

〇日時:2021年7月14日(水)
〇会場:オンライン形式(zoom)
〇参加者:19名

経営者の学び・オンライン会議に関する新しい会議室を体験3

第12回 交流・観光委員会をオンライン(zoom)形式で開催致しました。
毎回、『知的交流』経営者の学びとして、内川あ也副会長から、オンライン会議に関する最新情報のレクチャーを受けており、前々回(第10回 5月19日、第11回 6月16日)の委員会からは様々な新しい会議室の実体験(3回目)をしています。従来の会議写真と比べて見るとよく解りますが、この会議室はこれまでと異なり、委員全員が同じ会議室(場所)におり、参加者がより身近にいる印象があります。
内川副会長から「以前からデジタル分野の時間はリアルの約7倍のスピードで進んでいくとたとえられ、激しい変化や進化をいいます。しかし、最新のAI技術によりその何倍もの速さで進化を遂げています」と説明を聞き、オンライン上も段々リアルな雰囲気に近づいていくことを実感しました。

委員会では、経営力向上のため、<プラスαの人的&知的交流>をキーに掲げ、委員会内での様々な角度からの勉学や研究をする『知的交流』の場を設けています。
経営者が知っておきたい最新情報や流行トレンドをキャッチする『専門家解説』も早くも第16回~第17回となり、2名の委員から旬なテーマで解説をいただきました。

経営者が知っておきたい最新情報や流行トレンドの『専門家解説』№16~№17

解説者 佐々木委員
解説者 鈴木委員

解説

№16 解説者:佐々木順子 佐々木順子税理士事務所 所長・税理士
〔税務分野〕『月次支援金~緊急事態措置・まん延防止等措置の影響緩和のための政策~』

一次支援金申請受付が終了し、「月次支援金」申請が6月16日(4月、5月分)からはじまった。緊急事態措置・まん延防止等重点措置に伴う外出自粛などの影響を受けて2019年又は2020年の同月と比べて、売上が50%以上減少した中小企業や個人事業家が対象となる。
今回の申請には事前に登録確認機関での事前確認が必要であるが、一時支援金又は月次支援金を受給している場合は不要となる。申請期間は対象月の翌月から2か月間となる。詳しくは顧問税理士などに相談して準備をするのがよいと解説をいただきました。

№17 解説者:鈴木由美子 カラーテクノ(株)  代表取締役・塗装診断士
〔建築分野〕『教育機関施設等のコロナ感染拡大防止対策~話題の抗菌光触媒塗装~』

コロナ禍がなかなか収まらず、対策に苦慮をしている企業や施設が多く見られます。
個々、消毒剤やシールド版の設置、換気など対策をしているものの、企業や施設の広範囲な室内、乗り物の中などの対策は簡単にはいかない現状があります。
今、業界で話題になっている「抗菌光触媒塗装」はウイルス対策に有効とされ、早くから店舗や乗り物へのこの塗料の吹き付けに関わり、大学などの教育施設でも使用された実例を用いて、分かりやすく説明をしていただきました。
現在では、ウイルス研究をしている医療系の施設からも問い合わせなどがあり、施設側はこの塗料の効果のみならず、塗料を吹き付ける技術力や実績なども十分に吟味され選ばれて受注にいたるとのことです。

【所感:急激なICT活用の進化】

日本ではICT活用が長らく進みませんでした。しかし、コロナ禍により、オンライン会議をはじめとしたICT活用が、社会全体で急激に進むきっかけとなりました。
ほとんどの会員が、昨年初めてオンライン会議に触れることとなり、戸惑いや驚きを感じながらも少しずつ慣れてきて、今年はオンライン会議での様々な機能も活用しながらさらなるチャレンジの年として、ニューノーマル時代に対応したICT活用が着実に進んでいきつつあります。

(記:交流・観光委員会)