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活動報告

オンラインで経営者の研さん・知的交流『オンラインセミナー №1~「オンライン名刺・バーチャル背景名刺作成のための基本セミナー」~』、『専門家解説 №9』
~第5回 交流・観光委員会 ”プラスαの人的・知的交流” ICT活用推進の取り組み~

オンライン形式で委員会

〇日時:2020年11月13日(金)
〇会場:オンライン形式(ZOOM)
〇参加者:20名

セミナーに集中する委員たち

経営者の学び・知的交流『オンラインセミナー』 №1、『専門家解説』№9

第5回 交流・観光委員会をオンライン(リモート)形式で開催致しました。
今期は『プラスαの人的・知的交流』を掲げ、ICT活用推進の取り組みとして、デジタルコミュニケーションを図るため、オンラインを通じた交流や経営者の学びにも力を注いでいます。オンラインに関する経営者の研さんとして、兼ねてよりご要望の多かったオンラインセミナー第1回は、「オンライン名刺・バーチャル背景名刺の作成の基本」について、講師を内川副会長にお願いしてセミナーを実施致しました。
また、経営者が知っておきたい最新情報や流行トレンド『専門家解説』第9回の解説をしていただきました。

知的交流『オンラインセミナー』№1 ~Seminar~

講師の 内川あ也 副会長

『オンラインセミナー』№1 ~Seminar~

№1 講師:内川あ也 ブレイン有限会社 代表取締役
テーマ:『オンライン名刺「バーチャル背景名刺」作成のための基本セミナー』

新型コロナウイルス感染拡大の防止対策として、政府から新しい生活様式が提唱されました。ビジネスシーンではリモートワークやオンラインでの会議や商談が進み、オンライン名刺を使った名刺交換が推奨される様になりました。
今回、前半は、「オンライン名刺」や「バーチャル背景」についての説明、後半は、注目の「バーチャル背景名刺」を作成するための基本を習得するセミナーでした。

  1. 「オンライン名刺」とは
  2. 「バーチャル背景」とは
  3. 「注目のバーチャル背景名刺」とは
  4. 「バーチャル背景名刺」作成 手軽に簡単に作成するための基本セミナー
  5. 「バーチャル背景名刺」の設定方法
  6. まとめ

オンライン会議や商談の際、オンライン名刺交換もはじまっています。そのメリットとして、名刺のデータ化、保存や情報共有のしやすさなどが挙げられます。
一方、オンライン会議等に慣れるにつけ、便利さなどを享受しながらも、自宅などから会議に参加する機会が増えて自宅が映ることがあるなど、背景が気になる様になりました。その対策の一つに、オンライン会議ソフトによっては、背景をバーチャルに変更できる「バーチャル背景」機能があり、充実が図られてきました。

さらに、今、注目が集まっているのは、バーチャル背景そのものを名刺にする「バーチャル背景名刺」です。取引先との商談の際などは特に、部屋が写り込む心配がなくなり、ビジュアルノイズの軽減が出来ます。それだけではなく、商談中も名刺が背景に映し出されるため、ブランドイメージの構築や会社の紹介が出来るという大きな特徴があるのです。
しかし、「バーチャル背景名刺」を作成するには、会議ソフトに合わせた様々な条件があるなど、はじめて聞くことも多い中で、「バーチャル背景名刺」の作成はとても難しそうに思え、最初はできるのかなと心配もありましたが、順序立ててわかりやすく説明を受けました。
続いて、はじめてでも使いやすいソフトを用いた基本的な作成に進み、内川講師によるその場で実際にソフトを使って、バーチャル背景名刺の作成をするデモンストレーションもあり、画面に集中して話を聞きました。
そして、セミナー中に数人の委員が名刺を講師の説明に合わせて作成し、バーチャル背景に名刺をアップされました。これもオンラインセミナーならではと、その素晴らしい出来栄えに他の委員からも感嘆の声があがりました。中には1人で複数の名刺を作成出来た委員もおり、「思ったより簡単に作成出来た」「背景を名刺に実際にすることが出来てよかった」「見栄えもよい」「他の会議でも使える」など、とても好評でした。
対面の時にはビジネスにおいて当たり前だった名刺交換も、オンライン商談などでのオンライン名刺交換形式にかわりましたが、まだ、オンライン名刺を持っていない人も多く、今回、はじめて具体的なオンライン名刺を考え、作成のきっかけを得られました。
すぐに、ビジネスに活かせるセミナー内容で楽しく、あっと言う間の有意義な1時間でした。今後、オンライン会議に参加する委員の背景には、たくさんのバーチャル背景名刺が見られることと思います。

経営者がしておきたい最新情報や流行トレンドの『専門家解説』№9

解説する 佐藤光子 委員

『専門家解説』№9 共通テーマ:「Withコロナ」

№9 解説者:佐藤光子 虎ノ門法律経済事務所 弁護士(パートナー)
〔法務 分野〕『新型コロナウイルス感染症に関連した労務問題』

所属する東京弁護士会の中小企業法律支援センターでは、問題解決の支援活動もされているそうです。新型コロナウイルス感染症に関連した中小企業の相談が増えている現在、Q&A形式で労務問題の解説をいただきました。
コロナ禍で社員の出社拒否問題が発生した場合の「出社拒否者への出勤命令」や「管理職者・店舗スタッフへの出勤命令の可否」について、会社が就業時間以外の社員の「飲み会等の私的行為の禁止命令の可否」について、従業員の子供が通学している小学校の臨時休校に伴い「休暇制度の検討について国の補助金等はあるか」など具体的な事例を踏まえての説明でした。
どの事例も経営者として身近な問題ばかりで、既存制度の延長などの解説もあり、労務関係の整理ができました。

【所感:デジタルコミュニケーションの付勢】

従来、日本でのデジタル化推進が言われていたものの、この20年近くほとんど進展がありませんでした。そして、コロナ禍ではこのデジタル化の遅れが顕著に現れました。ここに来てやむを得ず、デジタル化に踏み切った場合も含めて、デジタル化の急激な加速を齎しました。これまで踏み出そうとして踏み出せなかったデジタル化、DX(トランスフォーメーション)への取り組みも、コロナ禍が後押しになっている側面も見られます。デジタルコミュニケーションも一気に付勢すると実感致しました。

(記:交流・観光委員会)