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活動報告

交流・観光委員会 主催 ー東商女性会初!ー
『徳島商工会議所女性会とのオンライン交流会』

オンライン交流会 スタート

〇日時:2021年2月25日(木)14:30~16:00
〇会場:オンライン形式(ZOOM)
〇参加者:50名(東京商工会議所女性会33名、徳島商工会議所女性会17名)

東商女性会初!『徳島商工会議所とのオンライン交流会』

2月25日に、交流・観光委員会主催 東京商工会議所女性会では初めてとなる「徳島商工会議所女性会とのオンライン交流会」を実施いたしました。
司会の幾島光子委員の開会宣言後、市瀬会長が歓迎挨拶をし、徳島商工会議所女性会 寺内カツコ会長から来賓挨拶を頂戴いたしました。
徳島県では、女性の社長率が全国で1位になる、2019年には商工会議所(寺内カツコ会頭)、経済同友会、経営者協会の主要経済三団体のトップが女性になるなど、女性活躍が進んでいる県で、大変興味深く楽しみな交流会の実現となりました。

パネルディスカッションの風景
(写真上段左:中村前会長(徳島)・寺内会長(徳島)、上段右:市瀬会長(東京)、下段左:柳内理事(東京)、下段右:内川副会長(東京))

第一部 パネルディスカッション

第一部は、パネリストに徳島商工会議所女性会 寺内カツコ会長(徳島商工会議所会頭)、中村秀美 前会長(徳島商工会議所副会頭)、東京商工会議所女性会 市瀬優子会長(全国並びに関東商工会議所女性会会長)、柳内光子理事(浦安商工会議所名誉会頭)の豪華な4名をお迎えし、コーディネーターを内川あ也副会長が務め、始まりました。
まず、テーマ1「ニューノーマル時代の経営者」、テーマ2「リーダーのあるべき姿、女性活躍」について伺いました。パネリストは、強み弱みの把握の重要性や危機感の共有、DX活動、ブランド力の再構築、地域への尽力など、コロナ禍に対応した具体策や男女共同参画社会へのさらなる発展の大切さなどを力強く述べられました。

活力あるメッセージを伝える市瀬会長
(写真上段:中村前会長(徳島)・寺内会長(徳島)、上段中:市瀬会長(東京)、上段右:柳内理事(東京)、下段左:内川副会長(東京)、下段中:徳島商工会議所女性会の皆様、下段右:平木委員長(徳島))

質疑応答の後、徳島商工会議所女性会 高橋信子 元会長と佐野美佐子 委員長、市瀬会長、柳内理事より、プラス思考は逆光の中から工夫を生む、人生125歳まで健康で前向きな精神を作っていくなど、元気の出る前向きなメッセージを贈られました。

オンライン上で交流する参加者たち

第二部 観光交流×SDGs

第二部は趣を変えて、徳島と東京の観光面からの交流を行いました。

最初に、徳島商工会議所女性会から、世界三大潮流に数えられる「鳴門の渦潮」、夏を彩る「阿波おどり」、国の重要無形民俗文化財「阿波人形浄瑠璃」、四国八十八か所霊場など、風光明媚な景色から伝統文化まで映像で見せていただきました。

そして、なると金時やわかめ、徳島県産すだちと言った名産品や特産品のご紹介もありました。

東京商工会議所 初代会頭 渋沢栄一翁

次に、東京商工会議所女性会からは、昨年来、東京商工会議所が展開している「初代会頭 渋沢栄一翁」関連の事柄を中心に、「渋沢栄一翁の展示パネル」や「渋沢栄一翁の像」(丸の内二重橋ビル1階展示)、2019年にオープンした「東商渋沢ミュージアム」(東京商工会議所本所ビル6階)、また、本年2月14日から放送が開始された、主人公 渋沢栄一の生涯を描いたNHK大河ドラマ「青天に衝け」、2024年度を目途に発行される「新一万円札の肖像画に決定」、これらの鮮やかなブルーの幟など、委員会で企画・作成した映像でご紹介いたしました。

東商渋沢ミュージアム
東商オリジナル「渋沢ピンバッチ」

『逆境の時こそ、力を尽くす』渋沢栄一翁の精神

渋沢栄一翁の精神「逆境の時こそ、力を尽くす」現在にぴったりのこの言葉は「東商オリジナル渋沢ピンバッチ」にも書かれており、このバッチは収益金の一部が寄付になるものです。寄付金付きの商品を選んで購入するのは「SDGs」の目標達成に貢献できるもので、徳島の皆様への交流記念の品にと心を込めて選びました。
そして、山崎和子委員から、地方、徳島の特産品を購入する事も「SDGs」の取り組みにつながると紹介した後、歓談へと進み、早速「なると金時を購入したい」、コロナが終息した後には「東京にも伺いたい」など和やかな中で、畠山笑美子理事(東京商工会議所一号議員)が謝辞を述べ、中村清美委員長代理の閉会挨拶で幕を閉じました。
パネリスト……………………………………………………………………………
<東京商工会議所女性会>
市瀬優子 会長(2019年、全国並びに関東商工会議所女性会連合会会長に就任/創業52年目、美和商事(株)代表取締役)
柳内光子 理事(2004年、浦安商工会議所会頭(全国で初の女性会頭)に就任。2019年、同名誉会頭に就任/創業52年目、山一興産(株)代表取締役社長)
<徳島商工会議所女性会>
寺内カツコ 会長(2019年、徳島商工会議所第26代会頭に就任/創業72年、(株)寺内製作所 代表取締役会長)
中村秀美 前会長(2019年、徳島商工会議所副会頭に就任/創業36年、(株)愛桐家具 専務取締役)
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【所感:オンライン交流会の可能性】

コロナ禍で参集型の交流会は中止を余儀なくされ、これまでの様に大勢でお会いしてコミュニケーションを図るのが難しくなりました。コミュニケーションの取り方に変化が起こっています。その一方、今までは遠方の方とは簡単にお会い出来ませんでしたが、オンライン交流会を通して、たくさんの方とお会いできる場が持てた事に新たな可能性を見出し、オンラインでのコミュニケーションの活性化が重要と実感しました。

(記:交流・観光委員会)