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活動報告

交流委員会主催 観劇会「明治座五月花形歌舞伎」

 激しく降る雨の中にも新緑が美しく光る5月11日、東商女性会恒例の観劇会(交流委員会主催)が開催されました。東日本大震災の影響により、一時は中止の声もありましたが、様々な状況を鑑みながら皆様のご要望に応え、吉川稲美会長、井上象英副会長、志摩淑子交流委員会副委員長はじめとして45名のご参加を頂きました。
 会場となった明治座は明治6年に歌舞伎の芝居小屋として誕生し、現在の劇場が新装開場する際には、記念公演として2ヶ月連続で歌舞伎を上演するなど、歌舞伎とのご縁も深く、今回は16年振りの歌舞伎公演となるとのこと。中村勘太郎丈、中村七之助丈、市川染五郎丈など若手花形役者による、三遊亭円朝の怪談噺を元にした「牡丹燈籠」は人間の業の恐ろしさにまだ春というのに背筋が寒くなり、続く「高坏」は下駄のタップという楽しい趣向の軽妙洒脱な踊りを花道近くの大変良いお席で堪能させて頂きました。また、幕間の食堂でのお食事も大変美味しく、久しぶりにお目にかかる会員との会話もはずみました。帰る頃にもまだ雨は残っておりましたが、心はとても豊かになり、お得な観劇会でありました。

(記:交流委員会)