平成23年4月20日午後5時より5時45分まで、東京商工会議所特別会議室Aにおいて、東京商工会議所女性会臨時総会が開かれました。
冒頭、吉川稲美会長により、このたびの東北関東大震災で被災された方々の為に黙祷をと呼びかけられ、全員で黙祷を捧げての開会となりました。
続けて吉川会長より被災された地域の女性会の方からの報告が伝えられ、あまりの惨状に会長ご自身が時折言葉を詰まらせる場面もあり、皆静かに聞き入りました。
その後、吉川会長が議長となり、議事録署名人に髙田悦子会員、田邊衛子会員が指名され、今回の総会の目的でありました「東北関東大震災の義援金募金」についてのご報告に移りました。
この募金は、全国商工会議所女性会連合会より、被災地を除く全国各地の女性会に協力依頼がなされたもので、東京商工会議所女性会に於いては、3月25日に全会員への呼びかけをおこない、多くの会員のご協力のもと、総額10,293,000円(協力会員数157名)の義援金募金が集まった(4月20日現在)との報告が事務局よりなされました。義援金は4月28日までに全国商工会議所女性会連合会に送られ、寄贈先については、被害状況等を勘案し、全商女性連において被災地女性会が所在する商工会議所女性会連合会と相談の上、決定することになっております。
会員からは、今後の長い復興への道のりに於いて、さらに義援金のみにとどまらず、今後も様々な支援活動を展開した方が良いのではないかとの意見があり、会長から、もちろんその予定でおり、当面は社会貢献委員会を中心に支援策を考えるが、未だ予測不能な事が多すぎ、不透明な状況であるので、今後の事態に合わせて、もっとも有効な方法を考えていきたいとの説明がなされました。
この後、小泉清子名誉会長より、女性の持っている力のすばらしさを信じて前進しようとのご挨拶をいただきました。
最後に阿部千恵子副会長より、義援金募金への会員の多大なご協力についての謝辞とともに、今後も女性会は「手をつなごう、女性の絆」をスローガンに励まし合い、支援しあい、進んでいきましょう、との挨拶があり閉会となりました。
(記:広報担当)