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活動報告

研修部ものづくりグループの体験型シリーズセミナー
「日本の伝統技術から新たな経営視点を探る」第3回

10月3日、研修部ものづくりグループの体験型シリーズセミナー「日本の伝統技術から新たな経営視点を探る」の第3回セミナーが開催され、30名が参加しました。
好評の体験型シリーズ第3回(最終回)は、2月21日開催された第1回「炭と鉄瓶そして漆」の続編です。

第1部は塚本先生のやさしくも熱い講話。
漆の99%は今や中国から輸入されている。日本の伝統を守るには、まず日常で使うこと。
本物の漆の質感は子供の頃から使ってこそ、そのよさが理解できる。
子や孫に、女性こそが日本の伝統を伝えていってほしいというお話でした。
そして金継ぎのお話に移り、金継ぎされ、甦った器の写真を見せていただき、 日本伝統技術の確かさと人の手の暖かみを感じることができました。

第2部は炭と鉄瓶で沸かしたミネラルたっぷりのお湯で入れた美味しいお茶とお菓子の会。
暖かい炭と鉄瓶を囲んで、ものづくり文化の大切さ、素晴らしさを話し合い、このような会を是非続けていきたいと、全員一致で終了致しました。

(記:小幡 美佐子)