女性経営者ミーティングが柏崎にて開催されました。
2005年11月2日秋晴れの下、首都圏エネルギー懇談会主催による「女性経営者ミーティング in 柏崎~電気がむすぶ交流の輪」出席のため、会員29名は長岡に向け出発しました。午後には127万坪、地下45mの岩盤上に、総工費2兆6千億円で作られた柏崎刈羽原子力発電所6号機内部を視察しました。巨大なタービンが回り、作られた電力は即、首都圏に送られます。「原発」の文字に伴う「危険」が払拭されるほど、「安全」への対応が幾重にも重ねられていました。
「メトロポリタン松島」で行われた女性経営者サミット「井戸端交流会」では、消費地である東商女性会会員と、電力生産地である柏崎商工会議所女性部21名、福島県相双地区商工会女性部連絡協議会16名にゲストのダニエル・カール氏を加え、「柏崎刈羽原子力発電所を見学して」「女性の目から見た地域自慢・地域間交流」をテーマに、活発な意見交換が行われました。続く懇親会では、「日本海太鼓」が披露される中、御当地名産品に舌鼓を打ちながら、原発の事、経営の話など打ち解けた交流会が行われました。
翌3日は、柏崎市史跡飯塚邸や柏崎博物館を見学し、秋の柏崎を満喫しました。首都圏で使われる電力の源を垣間見、その有難さを実感した視察でした。次回は福島相双地区での開催が予定されているそうです。
(記:石野 康子)