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活動報告

森井登久子さんを偲んで

平成17年8月17日、東商女性会名誉顧問でいらした森井登久子様が99歳8ヶ月の天寿をまっとうされました。

森井様は昭和58年から平成元年までの約6年8ヶ月の間、全国商工会議所婦人会会長・東京商工会議所婦人会会長を歴任され、東商女性会発展のために大変なご尽力をされました。

平成17年9月21日午後6時より、東京會舘本館ゴールドルームにて、小泉清子東商女性会名誉会長、齋藤朝子東商女性会会長を発起人代表として60名もの参加者のもと「偲ぶ会」が行われました。東京商工会議所女性会はもとより、各地の女性会の方々が参集され、淡いピンクと白のお花に囲まれた祭壇の森井様のお写真に献花をしました。

清水千恵子顧問の司会のもと、発起人代表として小泉名誉会長のご挨拶でしめやかに偲ぶ会が始まり、車椅子になられてからも全商の総会にご出席なされたこと、握手なさるお手の暖かかったことなど、生前の森井様のお人柄がしのばれる沢山のエピソードが出席者の方々から寄せられました。また、全国・東京商工会議所山口信夫会頭、そして海外出張のため出席がかなわれなかった斎藤朝子会長よりの弔電も披露されました。

最後に、森井様を献身的に介護されたお嬢様の柳沢定代様から、どれだけ森井様が東商女性会を愛していらしたか、白寿のお祝いに東商女性会よりお送りした胡蝶蘭をたいへんお喜びになった事、次回の会合にご出席なさる日を楽しみにしていらした事などが謝辞と共に語られました。

ご自身のお仕事の発展はもとより、女性会の礎を築いて下さった先輩の偉大なご尽力とご遺志を心に刻み、これからの女性会を見守って下さる事を確信して会場を後にしました。

(記:石野康子)