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活動報告

会員総会および創立55周年記念事業

平成16年6月10日(木)セルリアンタワー東急ホテル「ボールルーム」で開催

 記念行事に先立ち平成16年度「東京商工会議所女性会会員総会」が午後3時から行われました。

 齋藤朝子会長の「500人の会員を擁するまでになり55周年を迎えることが出来た慶びと、55周年という長い年月を支え続けてこられた先輩の方々に敬意を表し、60,70周年に向けてこれからも頑張ります」との挨拶で始まり、議件2件その他を終え3時30分に会員総会を閉会しました。

 「会員総会」終了後記念行事が行われました。

 【第一部 記念講演会】

 「男女共同参画社会における企業経営」
 講師 東京商工会議所副会頭 池田守男 殿
 (株式会社資生堂・社長)

 21世紀のキーワードとして精神性の復興(正義・勇気・礼儀等)、全員参加型の社会を目ざして(男、女、高齢者、身障者、全員の参加出来る社会に)をテーマに講演がありました。女性会会員の皆様には「より自立した姿を求めて、積極的に与えられたチャンスを自分のものにし、チャレンジしていただきたい。チャレンジする勇気を持って欲しい。そして後に続く者のご指導をいただきたい」と、期待のエールをいただきました。

【第二部 記念式典】

東京商工会議所女性会および関東各地区女性会のメンバーで埋めつくされたホールは、華やかなうちにもロイヤルブルーのユニホームの凛とした雰囲気が漂い、55周年の重みと女性パワーあふれる中での記念式典が始まりました。

 創立55周年をお祝いしてくださる東京商工会議所正副会頭・委員長、全国商工会議所女性会ならびに関東商工会議所女性会の各会長と、多くの来賓の方々の出席をいただきました。

 山野寿子副会長(創立55周年記念事業実行委員長)の開会の辞、国歌斉唱、商工会議所女性会の歌斉唱などからスタート。日本・東京商工会議所山口信夫会頭のご祝辞。続いて東京都生活文化局・田村初恵参事より「少子化の時代、雇用者や働く女性を支えて欲しい」と挨拶がありました。

  全国商工会議所女性会連合会・小泉清子会長からは「昭和24年の発足時から歴代の会長ならびに諸先輩の皆様のご尽力によりまして55周年を迎えることができました。これからも会員の皆様がロマンと情熱を持ち続けてください。」などの来賓祝辞をいただきました。

 また、永年会員表彰は飯島モト子常任顧問が代表して感謝状を贈呈され、安間百合子副会長の閉会の辞をもって30分の記念式典は無事終わりました。

【第三部 記念パーティー】

 吉川稲美副会長の開会挨拶で6時から始まりました。
 来賓の内閣府男女共同参画局・名取はにわ局長が国会の開会中でお忙しいところ駆けつけてくださり、ご祝辞をいただきました。

 日本・東京商工会議所植松敏専務理事の音頭で「東京商工会議所女性会創立55周年」を祝い乾杯し、その後会食・懇談と続き、アトラクションに入りました。

 アトラクションはステパニュック・オクサーナ(ウクライナ生まれ)さんの歌と民族楽器バンドラによる演奏。彼女の澄んだ天使のような力強い輝きを放つ独特の声、見事にバンドラを奏でながらうたう歌。今まで接した事のない不思議な体験でした。

 次に永年会員表彰者の紹介が行われ、森井登久子特別顧問、小泉清子名誉会長のお二人に、元気なお声で「次は60周年に向けて元気で頑張りましょうね」と激励され、55年の長い年月を支えてこられた力強い言葉に、会員一同気持ちの引き締まる思いをしました。そしてお二人の益々の活躍を願いました。

 パーティ会場では和・洋・中の食事と飲み物、デザートと盛りだくさん並ぶ中、それぞれ「お久しぶり」「お元気そうね」「初めまして」など会話が弾み、和やかな雰囲気で名残を惜しみつつ山崎副会長の閉会の挨拶で創立55周年記念パーティが終わりました。

≪記念式典 式次第≫

1.開会の辞 副会長 山野寿子
2.国歌斉唱  
3.「商工会議所女性会の歌」斉唱  
4.物故者追悼  
5.式辞 会長 齋藤朝子
6.会頭祝辞 日本・東京商工会議所会頭 山口信夫殿
7.来賓祝辞 内閣府男女共同参画局局長 名取はにわ殿
東京都生活文化局参事(男女平等参画担当)田村初恵殿
全国商工会議所女性会連合会会長 小泉清子殿
8.来賓紹介  
9.祝電披露  
10.感謝状贈呈(永年会員表彰)  
11.閉会の辞 副会長 安間百合子

(取材:阿部千恵子、佐原泰子、谷口晴子)