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活動報告

オンラインで経営者の学び・知的交流『経営者レクチャー』№1、『専門家解説』№8
~第4回 交流・観光委員会 ”プラスαの人的・知的交流” ICT活用推進の取り組み~

オンライン形式で委員会

〇日時:2020年10月14日(水)
〇会場:オンライン形式(ZOOM)
〇参加者:18名
〇ズームホスト:副会長 内川あ也、共同ホスト:委員 幾島光子、山崎和子

知識を広げる内容に聞き入る委員たち

経営者の学び・知的交流『経営者レクチャー』 №1、『専門家解説』№8

第4回 交流・観光委員会をオンライン(リモート)形式で開催致しました。
主催事業会議の他、今年度は経営力向上のため、<プラスαの人的&知的交流>をキーに掲げ、委員会内での様々な角度からの勉学や研究をする『知的交流』の場を設けています。
今回は経営力向上の『経営者レクチャー』第1回として、コロナ禍でのニューノーマルに焦点をあて、その行動とニーズについて考える題材でレクチャーを受けました。
また、今年度から続けている『専門家解説』は第8回を数え、経営者が知っておきたい最新情報や流行トレンドをキャッチする解説をしていただきました。

経営力向上の『経営者レクチャー』№1 ~Lecture~

レクチャーする 山崎和子 委員

『経営者レクチャー』№1 ~Lecture~

№1 講師:山崎和子 ガウス株式会社 代表取締役
テーマ:『ニューノーマル時代の行動とニーズ』

コロナ禍にある現在、AIや高速通信の発達と相まって、人々の行動は変化をしています。(A)「密」や「接触」につながる行動は避けられ、(B)「リモート」や「非接触」に関する行動は好まれるようになりました。

コロナ後つまり【コロナがインフルエンザと同じような扱いになった】時、それらは、どのように変わるのでしょうか?

【コロナ前に戻る】?【コロナ前に戻らない】?
(A) 減少 の例

  • 「都心商業施設利用」
  • 「鉄道旅客」、「航空旅客」
  • 「出張」、「旅行」
  • 「来日外国人旅行」
  • 「リアルイベント」
  • 「コト消費」

キーワードは
【密】【接触】

(B) 増加 の例

  • 「マスク装着や消毒」
  • 「オンライン営業」
  • 「オンライン診療」
  • 「オンライン講演会や講座」
  • 「オンラインイベント」
  • 「テイクアウト」
  • 「デリバリー」
  • 「物流のデジタル化」

キーワードは
【距離】【非接触】

(C) 波及 の例

  • 「外注」(地方や海外にも)
  • 「非正規労働者増」
  • 「個人事業主増」
  • 「ワ―ケーション」
  • 「時間分散」(休暇、出勤、飲食)
  • 「意識」(持続可能性、防災)

経営者にとり事業を行う上で、「コロナ後の行動変化によるニーズの変化を先取りする必要」があります。
コロナ後に【コロナ前に戻る】【コロナ前に戻らない】は、何が決めるのでしょうか?ヒントは、コロナ禍で強制的に変化させられたこと変化が加速されたことの、「生産性」、「便利さ」、「快適さ」などにあるのではないでしょうか?

経営者がしておきたい最新情報や流行トレンドの『専門家解説』№8

解説する 中村治美 委員

『専門家解説』№8 共通テーマ:「Withコロナ」

№8 解説者:中村治美 クオリティ・オブ・ライフ研究所 所長
〔ビジネス分野〕『-コロナ禍がきっかけになる-ビジネスの仕分けが劇的に役立つ理由』

従来、結婚等の対面相談を行っており、オンライン相談を主流にしようかと考えていた矢先、コロナ禍で対面相談が中止に至ったケースです。オンライン相談では通勤時間や会議室代が不要となりコスト削減のメリットと、非接触の為、お客様や双方にとり、コロナ禍でのリスクを減らす安心感を得たことなどの実体験を話されました。
一方、コロナ禍で分かったのは「リアルで会う効果」。ただし対面相談が即復活出来るわけではなく、優先順位をつけ未来の方向を意識した仕分けが大事だと説明されました。

【所感:ニューノーマル時代の変革】

コロナ禍での新内閣が発足して早一か月が経ち、行政改革やデジタル庁創設に向けて進み、「ニューノーマル」(新しい常態)も提案されています。
ビジネス社会においてのニューノーマルは3回目。従来は構造改革での対応が主流であったのに対し、今回は新型コロナウイルス感染症を契機としたこれまでとは一線を画く混迷する時代での対応が求められ、DX(デジタル・トランスフォーメーション)を中心にした対応の急務を再認識しました。

(記:交流・観光委員会)