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活動報告

ビジネス研修委員会主催 日本の強みを知る企業視察 『羽田クロノゲート』視察

日時:平成29年9月27日(水)15時~16時30分(企業視察)
17時~18時30分(ビジネス交流会)
場所:羽田クロノゲート(企業視察)、エアターミナルグリルキハチ(ビジネス交流会)

ビジネス研修委員会主催 羽田クロノゲート(ヤマト運輸の最新物流ターミナル)の視察が、平成29年9月27日に開催し、25名の会員が参加致しました。最初に写真撮影の後、視察開始となりました。

概要の説明

まず、見学者ホールで概要の説明を受けました。2019年で創業100年になること、クロノゲートの名前の由来が、ギリシャ神話における時間の神<クロノス>と国内とアジアの<ゲートウェイ>であるとの説明を聞きました。
つまり、「輸送スピード」、羽田という地の利を生かした「陸・海・空のネットワーク」、それに、物流の新時代の幕開けを目指した「付加価値機能」が、ビジョンであるということを理解しました。また、この施設には、地域貢献のための施設、カフェやアリーナなどもあるとのことです。

物流棟の見学

7階建ての物流棟の1階には約100台の大型トラックが着車できるバース、1~2階には、「輸送スピード」を実現すべく、仏社製IT化された巨大無人仕分けシステム、3~7階には、多彩な「付加価値機能」を提供する施設があります。
1階でトラックから降ろされベルトコンベアに乗せられた荷物は、2階へ上がり、①貼られたバーコードが読み取られ、②セルと呼ばれるベルトコンベア上に並んだプレート1枚に一個ずつ乗せられ、③荷物の行先の分岐に到達した時にセルから降ろされます。参加者からは、ベルトコンベアが猛スピードの動きながらスムーズに仕分けしていることや、巨大なシステムをコントロールするITの威力に感嘆の声があがりました。これらは1日24時間、365日稼働しているとのことでした。
「付加価値機能」エリアについては、物流と同時に、「通関まで行う」、「病院で使用する医療機器の中にはレンタルされているものがあり、それの洗浄・メンテナンス・在庫保管を行う」、「生活家電、ビジネス機器の修理、メンテナンス」、「オンデマント印刷」など、映像による説明を受けました。
3PL(サード・パーティー・ロジスティクス)と呼ばれる在庫管理から組み立て梱包、システム構築など周辺サービスを一括で請け負うアウトソーシングサービスの発展を垣間見ました。

ビジネス交流会

視察後、タクシーに分乗して羽田空港ビルへ移動し、山崎名誉会長の乾杯の発声と共にビジネス交流会が行われました。ワイドスパンのガラス窓を通して夕暮れから夜景へダイナミックに変化する空港を眺め、おいしい料理をいただきながら、情報交換と懇親を致しました。笑顔の花が咲く中で、藤沢会長からご挨拶を頂き、中締めとなりました。

(記:ビジネス研修委員会)