2016年10月15日～16日、社会貢献委員会による今期最後の事業として被災地視察会を行い、郡山と二本松を訪問しました。武蔵野女性会からも2名の参加があり、全体で19名でした。

安達太良山を望むレストランにて行われた懇談会では、二本松、郡山両女性会17名を含む総勢38名の皆様と昼食を囲み、会員の方が実際に体験された被災の体験談、状況、そして震災後の気持ちを立て直すのが如何に大変だったか、などのお話をお聞きました。
その後、女性会の皆様のご案内で地域の企業訪問へ。多大な被害を被りながらも力を合わせて業務を再開したお話などをご説明されました。

その夜宿泊した二本松女性会の方の経営する磐梯熱海の旅館では、心尽くしのお料理と銘酒、そして素晴らしい温泉を堪能しながら参加者一同和やかに親睦を深めました。

翌日は二本松城へ。歓迎の幕を掲げた女性会の皆様、専務理事に温かくお出迎えいただき、菊人形展をご案内いただきました。二本松では復興にも繋がる行事として継続に力を尽くしているとのこと。凛とした菊の香りと、秋の爽やかな風が相まって心の洗われる思いがしました。

その後、高村光太郎・千恵子の資料館ではお二人の一生に触れ…
最後の昼食は女性会長の経営されるレストランでお心のこもったお食事を頂き帰路につきました。
今回の福島訪問では、被災された方々がそれぞれの方法で確実に復興に向けて力強く歩まれている様子を感じることが出来、大いに学びを得る機会を得ました。まだまだ支援は必要です。これからも私たちの出来ること、すべきことを模索していかねばならないと改めて強く感じる旅となりました。

（記：社会貢献委員会）