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活動報告

平成24年度 東京・武蔵野・町田商工会議所女性会共催事業
旧白洲邸武相荘・国際版画美術館 視察・交流会

日時:平成24年6月6日 13:00~19:00

 初夏とはいえまだ肌寒さを感じる6月6日、町田商工会議所女性会を幹事として、平成24年度 東京・武蔵野・町田商工会議所女性会共済事業「旧白洲邸武相荘・国際版画美術館 視察・交流会」が開催されました。当日の出席者は、東京18名、武蔵野10名、町田16名、事務局9名でした。
 13時、JR町田駅に集合した参加者は2台のバスに分かれて、それぞれ旧白洲邸武相荘と町田市立国際版画美術館へと向かいました。
 旧白洲邸武相荘(ぶあいそう)は戦後、吉田茂元首相に請われてGHQとの折衝にあたり、GHQに「従順ならざる唯一の日本人」と言わしめた白洲次郎と文学、骨董の世界に深く関わった白洲正子ご夫妻が戦中から住み、終の棲家とした家です。古くからの日本人の心と誇りを保ち続けたお二人の生き様そのままに、四季折々の風土とともに歩まれた様子を感じることができました。
 国際版画美術館では開館25周年記念「版画の冒険~ミレー、ドガそしてムンクへ~」展が開催中でした。19世紀後半のヨーロッパで、写真の登場や印刷技術の飛躍的な発展のために大きな岐路にたたされた版画。ミレーやドガらの「画家にして版画家」の個性的な試みによって、美術表現の道が切り開かれ、新しい時代に適合していく様子がわかりやすく展示されていました。
 その後、2台のバスが合流し、会場をホテル ザ・エルシィ町田に移して懇親会が開催されました。
 開会に先立って、増田千夏さんによるピアノ演奏があり、会場が一層和みました。
 続いて、三澤ミイ子町田商工会議所女性会会長から「町田市は八王子市に次ぐ人口を有する市ですが、山や畑、田んぼも多く心やすらぐ故郷です。どうぞ楽しい町田の夜をお楽しみください」との開会挨拶がありました。
 そして、間野百合子武蔵野商工会議所女性会会長による乾杯のご発声で懇親会が始まりました。会半ばには、料理長によるご挨拶を頂き、また、NHKで放送されたという水耕栽培メロンを町田商工会議所女性会から東京・武蔵野商工会議所女性会へ1個ずつ贈呈いただきました。目にも美しくおいしいお料理に舌鼓を打ち、楽しくはずむお話に時の経つのを忘れるひとときでした。
 最後に吉川稻東京商工会議所女性会会長による「心からのおもてなしをありがとうございます。豊かな自然の中にある武相荘を訪れて感じた彼らの思いを受け止めて、日本をよりよい国にしていきましょう。」と挨拶があり、名残を惜しみつつ閉会となりました。

〔 記:広報担当 〕