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活動報告

社会貢献部主催 チャリティコンサート

 東京商工会議所女性会創立60周年記念シンポジウムの主題だった“Ⅰ have a dream ! ~ 今 君ができること ~”に沿って「かけがえのないあなたへ」をテーマとし、平成22年9月13日 相田みつを美術館に於いて相田一人 相田みつを美術館長のトークショーといのちの音楽を奏でるハープセラピスト中野智香子氏によるコンサートを開催いたしました。
 当日は、定員の150名を超える皆様のご出席を賜り、吉川会長の挨拶の後、井上副会長から本日の趣旨説明がありました。
 トークショーでは相田館長の幼少の頃のお父様(みつを氏)との思い出がユーモア豊かに語られ、会場は和やかな笑いに包まれました。
 コンサートではオペラ・アリアファンタジー、アヴェマリア、日本の子守唄に寄せて、虹の彼方に、星に願いを等が曲間の優しいトークを交えながら演奏され、厚みのある深いハープの音色に魅せられた観客から温かい拍手を頂く事ができました。
 また、会場には募金箱を設置。大勢の方のご厚意を頂き、寄せられました寄付金は60周年記念シンポジウムの時と同様に、東京善意銀行に寄付させていただきました。
 終演後、休館日にも関わらず環境の整った会場をご提供いただきました相田館長より「このような形でこの美術館を使っていただけてうれしいです。」とお言葉をいただいたときはお世話になって本当に良かったと思いました。
 そして「夢はでっかく根は深く」と相田みつを氏の書が印刷されたチケットの半券は、本のしおりとしてご利用くださるようにとご来場の皆様にご案内しましたところ、皆様一様に深くうなずかれて入場されましたお顔が印象的でした。
 初めてのチャリティコンサートということで暗中模索ではありましたが、社会貢献部として井上副会長、竹ノ内リーダー、サブリーダーを中心に力を合わせ、成功裏に終える事が出来ました。お世話になりました皆様に心よりお礼申し上げます。

(記:槌谷佳子 写真:田邊 衛子)

出演者プロフィール

相田一人(あいだ かずひと)
 1955年(昭和30年)、栃木県足利市に相田みつをの長男として生まれる。父みつをの死後に見つかった日記には、「気骨ある人に成長するように、何事も一人でやっていけるように、一日も早く一人立ちできるように、という願いをこめて『一人』と命名した。また、転じて後、人生の孤独、寂寥、悲哀等を一人で堪えてゆかねばならぬ時の事を考えて、あえて『一人』と名付けた次第なり」と命名の理由が記されている。
1996年(平成8年)、東京都中央区銀座に相田みつを美術館を開館、館長に就任する(美術館は、2003年(平成15年)、千代田区丸の内にある東京国際フォーラムに移転)。

中野智香子(なかの ちかこ)
 京都府出身、国立音楽大学卒業。ヨゼフ・モルナール、井上久美子両氏に師事。1985年「ワールド・ハープ・コングレス」(イスラエル)でエレクトリック・ハープを初演。野外等での星空コンサートから日本の古典芸能とのジョイント・コンサートなど、今までのクラシック・ハープの概念を越えた夢のあるコンサートを作り上げている。
 1984年より胎響コンサートを始め、セラピストとしての音楽療法を開始。クラシックハーブという難しい印象の楽器を多くの人々に体験して欲しいという願いのもとに、「自然の響き フェアリーハープを弾こう運動」を展開している。

(記:髙田 悦子)

チャリティコンサート募金結果報告

会場内に設置した募金箱の募金、および事業収益金を寄贈
寄贈先:社会福祉法人 東京都社会福祉協議会 東京善意銀行
金額:70,000円