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活動報告

東京商工会議所女性会創立60周年記念事業
記念式典

日時:平成21年11月13日(金)15:00~16:15
場所:グランドプリンスホテル新高輪「飛天」

 1月13日の午後、エントランスホール「うずしお」のアトリウム空間に、白井崇陽氏によるG線上のアリアなどの美しい演奏が響く中、各地からお集まりくださったお客様を東京商工会議所女性会スタッフがお迎えしました。

 会場内では参加者の来場にあわせるように東商女性会60年の歴史を綴った映像が放映され、先輩方の努力の上に引き継がれてきた女性会の歴史を、順を追って垣間見ることができました。
 本記念事業担当リーダーでもある山口玲子常任理事が司会を務め、井上象英副会長が登壇、「東京商工会議所女性会が昭和24年に発会してから、今日で60年を迎えることができました。本日は式典、懇親会、そして明日はシンポジウムとございますので、どうぞ最後までごゆっくり楽しんでいただけたらと思います。」との開会の挨拶で記念式典がはじまりました。
 起立しての国歌斉唱の後、野村若葉子作詞、服部良一作曲による「商工会議所女性会の歌」がそれに続き、この日を迎えた東京商工会議所女性会会員らの歌声が、朗らかに会場内に広がりました。

 次に創立55周年以降に亡くなられた会員の皆様に黙祷が捧げられ、静かな祈りのひとときが流れました。
 そして、吉川稲美東京商工会議所女性会会長より、「本日はご多用の中、多くのご来賓の皆様のご臨席を賜りまして心から感謝申し上げます。また、全国津々浦々から250名近い全国商工会議所女性会の皆様のご参加を賜りましたことは「お互いに支え合っている」という女性会のネットワークの強さを実感でき、力強く感じますとともに、心から感謝の念でいっぱいでございます。また、本日、東京商工会議所女性会が無事に創立60周年を迎えられましたのも、ひとえに歴代会長、諸先輩、そして会員の皆様のご努力に支えられ、東京商工会議所の会頭をはじめ役員、議員、関係者の皆様にご支援を頂きましたお陰と改めて感謝申し上げます。60周年という節目の年を迎え、今一度商工会議所の原点に立ち返り、「報恩・感謝・育成」の理念のもと、これからも商工会議所の一翼を担う組織として、活力ある魅力ある社会の構築を目指した活動に努めて参りたいと思っております。」とのご挨拶がありました。

 岡村正東京商工会議所会頭からは 「東京商工会議所女性会が創立60周年を迎えられましたことを心よりお祝い申し上げます。女性会には、地域経済を“元気にする源泉”として、女性経営者ならではの豊かな発想力と行動力を存分に発揮され、今後の女性会活動をさらに充実したものへと発展されることを期待しております。」との祝辞をいただきました。

 そしてご来賓を代表されまして高原一郎関東経済産業局長より「東京商工会議所女性会創立60周年記念式典が盛大に開催されますことを、心からお慶び申し上げます。今日までの輝かしい実績を礎に今後とも様々な活動を通じ、女性経営者ならではの感性と消費者ニーズの把握を通して、明るい未来へ向け日本経済の牽引役としてますます貢献されることを期待申し上げます。」との祝辞をいただきました。

 追って、全国から頂戴したたくさんの祝電の中から、鳩山由紀夫内閣総理大臣よりメッセージ及び小泉清子東京商工会議所女性会名誉会長の祝電が披露されました。

 その後に 東京商工会議所女性会会員として20年以上の永きにわたり活動されている38名の方々に永年会員表彰が贈られました。受賞者を代表して野地英子監事に岡村会頭より感謝状が授与され、それぞれのテーブルにてご起立の、被表彰者の方々と共に、会場より大きな拍手を受けました。

 最後に畠山笑美子副会長より閉会の辞が述べられて、式典は滞りなく終了いたしました。

 ロビーでは、式典の前後に皆様が、「歌舞伎着物展示コーナー」の華やかなおいらん衣装に感嘆のためいきをつきながら、記念撮影をしていらっしゃいました。
 また、大日本茶道協会のご協力によりお茶席のコーナーがしつらえられ、立礼によるお点前で、温かな一服をお楽しみいただきました。

(記:髙田悦子、椿克美)

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