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活動報告

2009年度 東商役員交流会に、女性会役員が出席

まさに春爛漫の陽気に恵まれた4月10日、綱町三井倶楽部において東京商工会議所役員交流会が行われました。

庭園で行われたオープニングセレモニーは、東京商工会議所岡村正会頭の「本日は天皇皇后両陛下の金婚式というおめでたい日であります。心より御祝を申し上げます。また、前年までは“園遊会”と称しておりましたが非常に厳しい現在の経済状況を鑑みて今回から規模を縮小して“役員交流会”といたしました。会場をご提供くださいました三井不動産の方々には心より御礼申し上げます。誠にすぐれた建造物でございます。ぜひごゆるりとご見学、そしてご歓談ください。さて、商工会議所といたしましては政府へ様々な追加予算の要望を提出いたしましたが、すべて通ったとのお返事をいただきました。そして東京商工会議所、並びに全国商工会議所が全面的に協力・支援体制をとっている東京オリンピック招致活動も来週IOC委員の方々が状況視察に東京を訪れ、10月には開催地が決定いたします。これからも皆様にますますのご協力をお願い申し上げます。」とのご挨拶で始まりました。

乾杯の後、本館2階では若手実力派チェンバロ奏者・水永牧子氏に今村亜里子氏(ヴァイオリン)下山田珠実氏(チェロ)を加えたアンサンブルのミニコンサートが開催されました。「セレナーデ」「私のお気に入り」「リベルタンゴ」といったジャンルを問わないプログラムはまさに新しい時代の象徴。日頃の喧噪を忘れてしばしチェンバロの音色に聞き入りました。

また本館1階では裏千家・戸田宗美氏によるお茶席が設けられ、花見の趣向のお席でいただく一服はまた格別のものでした。 緑豊かな庭園では桜が今を盛りと咲き誇り、優雅な佇まいを見せる本館は大正2年、三井家の迎賓館として鹿鳴館の設計者として知られるジョサイヤ・コンドル博士の設計によって建てられた西洋建築の傑作とのこと。降り注ぐ初夏のような日差しの中、心地よい風に吹かれてハラハラと舞い落ちる花びらも参集した300余人にものぼる東商役員の方々を祝福してくれているかのようでした 。

(記:椿 克美)