「共生(ともいき)のこころ」展に参加して
高橋 亜紀子 理事
私は開催二日目の女性会グッズ(防災関連グッズ)の販売コーナーを担当いたしました。
開催をTVなどで見て来た人もあったのでしょうか、初日より多くの訪問者があった様に感じました。
地震や災害のニュースは毎日のように報道されているにもかかわらず、イベント広場の前を通る人の多くは、今起きている地震や災害は自分の事ではなく対岸の火事と捉えているかのように、災害共助ブースに関心を持つ人は少なく、メディアの報道と、人々の意識の格差を感じました。今回のイベントでの展示方法の良し悪しに関わらず、今後人々の災害共助への関心をもっと高めるための呼びかけについて、方法論も含め防災運動への一つの問題提起を感じました。
一方、販売を担当された会員さんは、初日の反省を踏まえ、いかにしたらより売れるかとの創意工夫を話し合いました。そして、改善した成果は、翌日即結果に表れました。
これは、担当者全員が一丸となって臨んだ行動がなせる業です。ただひたすら、このイベントの成功を願って一生懸命になっている会員の素敵なお顔を見ていて、頭が下がりました。会員の皆様は全員一国の長、又はそれに準ずる方々ばかりです。夫々に業種も職種も違う方々が心を一つにした、チームワークの素晴らしさを体感した一日でした。
